当科のご紹介
当科の特徴
小山記念病院は「茨城県周産期医療協力病院」です。
当院は、鹿行地域における安心・安全・快適な出産のために、
産婦人科医・新生児科医・助産師・看護師が中心となって
医療スタッフが一丸となり、産前・産後の総合的なサポートを行います。
安心・安全な出産のためのサポート体制
当院には産婦人科医:4名、新生児科医:1名、助産師:22名が在籍しております。24時間体制で診療・分娩に対応できるよう、鹿行地域で最大のスタッフ数となっています。
他にも、薬剤科・栄養科・事務部・医療ソーシャルワーカーなどの専門職種がチームとなり、それぞれの専門分野での経験や知識、技術を集約して、チーム医療を提供しています。

産婦人科と新生児科の連携
当院では産科と新生児科が積極的に情報交換を行ない、生まれる前からの母体と胎児の健康管理を行います。
新生児科の藤森医師(元旭中央病院新生児科部長)がハイリスク分娩時の立会いや新生児の健診業務など、出生後の赤ちゃんたちを全面的にサポートします。
分娩の際には、新生児科医師もしくは新生児蘇生法を習得したスタッフが立会い、より安全なお産を心がけています。

ハイリスク妊娠に対応
早産、前期破水、多胎妊娠(双子以上の妊娠)、前置胎盤、妊娠高血圧症候群、糖尿病や妊娠糖尿病、その他の内科合併症(喘息、甲状腺疾患、慢性腎炎、膠原病など)、40歳を超える高年妊娠、高度肥満などがハイリスク妊娠に含まれます。
当院ではハイリスク妊娠の方に対して、産科・新生児科のみならず、関連診療科やコメディカル(薬剤師、管理栄養士、医療ソーシャルワーカーなど)と連携し、妊婦健診から出産、産後のケアまで寄り添います。

助産師によるきめ細かなサポート
当院には20名の助産師が在籍しており、妊娠に関わるお母さんのお悩みを少しでも軽減できるように努めています。
助産師外来では、妊娠中から産後まで助産師によるマンツーマンで保健指導を行います。お産に対する不安解消のお手伝いや、こんなお産がしたいというバースプランの作成も行います。

最新の4Dエコー
胎児の様子をリアルタイムで確認できる最新の4Dエコーを導入しています。妊婦検診では、4Dエコーを使用してお腹の赤ちゃんの様子をご覧いただけます。
お腹の中の様子を詳しく診ることができるので、安全なお産をサポートするために非常に役に立ちます。

入院中のお食事・デザート
当院では、栄養士・調理師を中心としたスタッフが栄養のバランス・カロリーを考えた産科食を心をこめてご提供いたします。
退院前々日の夕食は通常メニューとお寿司の選択が可能であり、退院前日の夕食はお祝い膳の提供となります。
午後のティータイムには日替わりデザートを提供しておりますので、お楽しみに!

小児科クリニックとの連携
かとう小児科クリニック(鹿嶋市:当院の正面)、ふかしばこどもクリニック(神栖市)と連携し、乳幼児健診、小児科診療まで安心してご相談いただけます。
1ヵ月健診は、小山記念病院の正面にある、かとう小児科クリニックにて行います。健診は当院の新生児科 藤森医師が担当します。
